こんにちは。花粉が飛んでますね。今年はマスクしているからなのか、花粉症がひどいって言う方が少ないような気がします・・。
先日、FP協会のSG(スタディーグループ)に2回目の参加をしてまいりました。
テーマは、『認知症資産凍結対策』。
対策としては、①任意後見 ②民事信託 ③商事信託 ④保険 ・・・。
ワ(*’▽’)イロイロ選択肢があるんですね!
それぞれメリット・デメリットがありますし、その方とご家族のご状況によって選択肢はそれぞれです。①と②について簡単に触れてみます。
①任意後見制度・・・あらかじめ後見人を決め任意後見契約を締結。判断能力が不十分になった時に後見人に援助してもらう。費用が掛かる。司法書士などの専門家が後見人になることが多い。
②民事信託(家族信託)・・・認知症発症後もお金の出し入れや財産管理を受託者が行うことも可能。受託者が使い込みの恐れがある。制度の歴史が浅いので専門家が少ない。
②や③は金融機関などでセミナーや広告が増えてきていますね。
①任意後見制度は、社会保険労務士も後見人となることができます。年金・医療・介護の分野に精通しています。他の士業と比べると社会保険労務士が後見人になる例はほんのわずかですが、年金の請求や介護保険関係の手続きなど、心強い相談相手となることが考えられます。
東京都社会保険労務士会が平成26年に開設した、一般社団法人社労士成年後見センター東京(https://www.koukensr.or.jp/)があります。
”らいさちゃん”というマスコットもかわいいですね。
専門家探しにお困りのことがありましたら、こちらに相談してみても良いかもしれませんね。
厚労省のページに認知症施策(https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/hukushi_kaigo/kaigo_koureisha/ninchi/index.html)ページがあります。参考にしてみてください。