2022年 謹賀新年 社労士開業したえふえふが昨年を振り返ってみた・・ 

2022.1.1富士山

2022年 あけましておめでとうございます。みなさま今年もよろしくお願いいたします。

2021年が始まった時には社労士として独立しているとは全く思っていませんでした・・。

いろいろ思うことがあり、春には独立開業を決意し、6月に開業しました。2021年後半はとにかく前へ進めと自分を追い立てた感じであっという間に過ぎました。そして感覚的には何年かたったような感覚でもあります。

社労士の先輩方、同期の仲間など、各方面で多くの方に支えていただき今の私があります。本当にありがとうございます。

ここで、開業スタートダッシュの半年間を振り返ってポイントをまとめてみたいと思います。

①開業のタイミング
思った時がタイミング。どうしようかな?と考えている間に気持ちや勢いが落ちてきてしまったらそのうち諦めてしまうかもしれませんね。ただ、それぞれご家庭の事情など背景は様々です。周りが開業し始めてるからと焦ったりせずに、ご自身の状況にあったタイミングで後悔しないように決められるとよいと思います。
開業した後も、ご縁があって勤務に変更したり、別のお仕事がメインになったり、生活・家庭の状況で廃業されたり、変化はあるかもしれません。もしそうなったとしてもタイミングが来れば将来開業に戻っても良いと思います。
ちなみに、えふふえふは、「もし明日自分が死んだら後悔しないか?」と自分に問いかけて、そうなりたくないので決意しました。意外と単純に決めてます(*’▽’) そして2021年の最高幸運日だと言われている日を選んで開業しました。

②社労士会登録
行政協力などを考えている方は、春には登録諸々が済んで4月にはすぐに動ける状態にしておかれると良いです。
社労士として初めて登録される場合、登録日すぐに社労士会のHPに入れなかったり、証票もすぐに来なかったり、電子申請用の証明書も時間かかります・・。実際に実務をスタートするのは少し後になりそうです。営業活動はもちろんできます。
おすすめなのは、まずは早めにその他登録してしまい、支部会に参加したり先輩方と交流を持ち情報収集。それから開業に変更する事。社労士会の事が把握できてから開業のほうがスムーズな気がします。入会金とすでに支払い済みの会費の差額は発生します。

③開業1本?兼業?副業?
これは、①にも被りますが、生活・家庭の状況にも左右されますね。それと勤務先が兼業を認めているのか。すぐには勤務先を退職できない方が兼業で開業されるのなら、業務内容を決めておくとよいと思います。オンラインセミナーや講師業、執筆活動中心にされるなどでしたら夜間や週末など利用してお仕事ができますね。
開業一本で!という方は、計画を立てて最初は営業活動に徹して顧問先を増やしていかれると良いです。顧問先が急に増えて自分ひとりだと業務も追っつかなくなるので、場合によっては最初から人を雇うつもりで・・。ひとりで営業活動も業務もやりながらですと業務にミスが出たりして、最悪早期解約されてしまったりするケースも。
必要に応じて、融資を受けて資金を確保することも検討ではないでしょうか。

④資金繰り
開業を悩んでいる方にお伝えするのも憚れるのですが・・。
最初は特に大変です。まぁ、出費が多いです。(^^;)
特に開業1本の方は、当面の生活費+αは備えておくことをお勧めします。
※人それぞれなので、一概には言えません。

⑤広告宣伝費
HPは名刺代わりにもなりますし、信用度が上がるので最初から簡単でも良いので作成をお勧めです。お時間のない方は業者に頼んだり、Webで依頼できるサイトなどを活用するとよいでしょう。
名刺は顔写真付きのほうが忘れられないのでお勧めです。リアルセミナーや異業種交流会などでは帰ってきてから名刺を見てもどなただったかしら?と思い出してもらえないことも多いです。
また、プロフィール写真はカメラマンさんに撮ってもらってください。名刺など小さくして使用するときにもつぶれずにきれいです。その他、様々なサイトに登録したりアプリを活用したりと手段も色々あります。
お金をかければよいというわけではありませんが、売上がないのにかけれない、と締めすぎるとチャンスを逃すことも・・。

⑥ポジティブ・積極的・間を開けない
支部会などで何か募集があったら迷わず手を挙げる。オンラインの集いがあった際は積極的に発言する。初めての相手でも自分から話しかけて自分を知ってもらう。依頼があったら断らない。それから、すぐに動く。
チャンスはどこにあるかわかりません。先日ご挨拶させていただいた士業の方に、もうちょっと前なら頼みたい案件があったのに・・次あったらご相談しますね、と言われたことがありました。次はいつなのかわかりません。来月かもしれないし、3年後かもしれません。
急に失礼かな?お忙しいかな?今は控えたほうが良いかな?基本的なビジネスマナーを守っていれば良くて、自分になにかと言い訳してしまったりしていませんか?

⑦経営者目線
開業したら経営者です。どのように売上を立てて利益を出していくのか?何が必要で何が不要か?人を雇ったら給料を払い続けなくてはいけません。常に自分が判断する場面があり責任が生まれます。お客様もほとんどが経営者様です。希望や悩みを聞いてくれてメリットのある提案をしてほしいのです。御用聞きでは心を掴めません。
それから・・開業して間もないころは事あるごとに領収書をもらう癖が身についていませんでした。会計処理を年末までほったらかしにしていたのですが、ちょっと後悔。会計も大事な経営者の仕事です。常に意識すしましょう。

ま・と・め

①思った時が開業のタイミング!勢いも大事。
②社労士登録はまず「その他登録」がお勧め。
③開業or兼業は、環境と業務内容がポイント。
④生活費+αは準備しておく。場合によって融資も。
⑤広告宣伝費はあまり惜しまないこと。
⑥なんでも積極的に、自分から、その時を逃さない。
⑦常に経営者であることを意識する。